ゴム弾性を生かして使えば

ダイワラビンは“といし”じゃない!?

  • ダイワラビンには<ゴム弾性>という他の研削・研磨ツールにはない特異な特性があります。

ゴム砥石の研削・研磨メカニズムについてはほとんど研究がなされておらず、ゴム弾性が研削・研磨にどのように作用しているのか理論的な説明ができませんが、断片的な知見から『砥粒:切れ刃、結合剤、気泡』という構造からなり、高周速=高速回転させて切れ刃で削っていく研削砥石、また切削工具とも異なった側面あると考えられます。
使用時は負荷の大きさに応じてゴム弾性変形し、面接触して、ゴムに練り込まれた砥粒が回転とゴムの反発力で、ワークに押し付けられながら削って行くと想像されます。

弾力性がある(柔らかい)ゴムを結合剤に使用しているにもかかわらずダイワラビンに適した作業の場合なら、研削砥石よりも研削力があるというご指摘をいただく事は珍しくございません。

しばしばゴム砥石なので磨耗が早いのではとご質問されますが、ワーク状態が粗すぎず、砥石材質と使用条件をうまく設定できれば、研削砥石よりも寿命が長い、と実際にご利用いただいたユーザー様が驚かれることもあり、ダイワラビンの不思議の一つでもあります。
(優れた配合設計のゴムは耐摩耗性が良いことは車のタイヤを考えると想像いただけるかもしれません)

興味深い点ですが
研磨面や研磨粉の状態から、破壊モードが延性破壊モードに近い面があると思われ、研磨粉によるキズをほとんど心配する必要がないのも大きな利点です。

ゴム弾性は負荷に応じて変形し、変形量が大きいことが特長ですが、このことからダイワラビンの性能を引く出す為に、また、安全に使用するためには、高速回転での使用は適さず、回転数、研磨圧の良いバランスを見つける事が重要で、ダイワラビンをご利用いただく際のカナメです。
高速回転させなくても使えるので、研削砥石での研削熱によるヤケ、表面変質、残留応力の心配が減ります。

見た目では表面が目詰まった状態でもゴムが微細に摩滅して行きますので連続使用でき、ドレスの他、欠け・砥粒脱落などのツール管理の手間が大幅に軽減できます。

高速研削、高速ミーリングの進歩はめざましいですが、ツールや装置・工具の高剛性・高精度化、ツール選定とツルーイング、ドレスなどツール管理、精緻な駆動プログラム、増大する発熱対策など付随する様々なコストも増加致します。研削、切削加工にゴム弾性を生かした仕上げを組み合わせる事で品質要求に応え、さらに向上させ、最適な製造工程を実現するためにダイワラビンがお役にたてればと願っております。

ダイワラビンの優れたゴム特性に定圧、偏芯(・揺動)機構を組み合わせることで、従来困難だった非球面形状部の鏡面仕上げ、金型の鏡面仕上げの自動化への道を開きました。

新世代加工システム株式会社

お気軽にお問い合わせ下さい。TEL.048-936-8655

お問い合わせフォームはこちら

このページの上へ