砥石選定の際のお願い

ステンレス磨くのに何がいい?

これだけで答えを出すのは無理、答えに困ってしまいます

  • 巨大プラント設備、建築の素材、厨房機器、食器、医療用具、自動車部品でもマニホールドとインジェクションではずいぶん違います、食品製造装置、半導体製造装置、光学部品・・・様々な分野で色々なものに使われていて、磨き上げの要求内容には雲泥の差があります。
    「・・・を作っているんだけど」、「・・・用の部品なんだけど」というような前置きを御願いします。
  • “鏡面”も青棒を使ったバフの深い光沢は難しいですが、研磨部位がごく限られていれば、半導体製造装置の複合電解研磨の前工程や、光学部品の鏡面でも一部可能です。

“鏡面”・・・想像しにくい言葉、その1

「ガラスの鏡面仕上げに使いたいんだけど」

“鏡面”研磨といっても分野、製品、機能要求によって仕上げレベルにはそうとうな違いがあることは容易にご想像いただけると思います。
同じ製品の場合でも、例えばレンズの表面とエッジのように、部位によって要求レベルは大きく違います。
工業分野、どんな製品なのか”鏡面”の要求レベルをお知らせ下さい。
厄介なのは「見た目鏡面」、「顔が写る位」 などと言われる場合で、毎日製品を製造されている方の良否の判断と同じ判断が難しい事も多々あります。
砥石をお送りして実際に磨いてみていただき、評価をいただいて分かってきます。

“キズ”・・・想像しにくい言葉、その2

この言葉も実際の状態は様々に異なっていて、なかなか想像しにくいです。
「アルミのキズ取り」 例えばチャック痕ときいてもなかなか想像しにくいです。
実際に使ってみていただくようにしています。
キズの場合、キズは落とせても回りの部分と面の状態が変わって、その調整が必要なケースもあります。

“バリ”・・・想像しにくい言葉、その3

キズと同様で、せっかくバリの箇所をマークしていただいたワーク図面をいただいてもバリの状態は、研削、切削など毎日行っておられる方と違って、ゴム砥石の製造に工作機械や切削工具をほとんど使わない弊社では、正確な把握が難しいです。
バリの状態;倒れてる、かなり鋭利、(残留応力も)
ダイワラビンの性能が発揮でき、幅広くご利用いただいておりますが、バリ処理の案件ではなるべく詳しい情報が重要です。

バリ処理にはダイワラビンが最適!

バリ処理用に、砥石図面いただきましたが・・・

研削砥石や電着ツール、切削工具と異なり、ダイワラビンはゴム弾性が大きな特長です。
研削・研磨メカニズムに異なった側面がある(らしい)ことが経験から分かっていますが、バリ処理の場合に、切削工具のようなイメージをもたれて砥石形状をお考えになるのは間違いではございませんが、シンプルにできる部分がムダなコスト要因になります。

※ 切削工具のような角度をお考えのケースもありますが、刃(切れ刃)で切るのと少し異なり、ゴム弾性で微小変形して砥粒を押し付けながら削って行きます。(延性破壊モードの側面があります)

重要なのは、ワークのバリ処理の部位のサイズ・形状の方です

バリの部位に、砥石をどう当てればバリが落ち易いか(※)。ゴムへの喰いこみがどう変わってきそうか。
少しづつ磨耗してくるので、ここをこのサイズにすれば長く使える。など、バリ処理の場合には、バリの部位のサイズ・形状に対して、砥石をどんなサイズ・形状にして“どう当てるか”は、重要な検討課題の一つです。

※ この点はバリの状態の把握が難しいこと。また、その素材を実際に加工されている方ほど素材特性を把握できないことなどもあって、「どう当てればバリが落ちやすいか」を実際に試してみていただいて最も良い方法を見つけていただくことも、最適な砥石の選定につながります。

いただいた砥石の図面だけを見てお見積もりをするのは不親切だと考えております。
バリの部位をマークしたワークの図面をいただく事もございますが、使用する機器によって砥石の当て方に制約が出てくる場合もございます。砥石の使用方法も合わせてお知らせ下さい。

「もっと柔らかい(硬い)ものないか?」

簡単なご依頼ですがじつは難しいご質問です。

例えば、

ワークの当たりが硬いので・・・
形状にフィットするように・・・
柔らかく
面粗度を上げたいので・・・
柔らかく
切れ味を上げたいので・・・
柔らかく という場合もあります

※ この、「・・・なので」 が重要です。

「硬く」 というご依頼は、さらにややこしい場合があります

砥石の寿命を伸ばしたいので、というケースが多いのは自然ですが切れ味を上げるために硬くという場合もあって、切れ味を上げるには硬くすべきか逆に柔らかくした方が良いのか・・・両方正しく、具体的な作業内容やワーク状態で変わってきます。(本当のところはどうなのかこの点すっきりしたご回答ができません)

硬くして持ちが良くなる場合と、硬くして脆さがでて減りが早くなったと結果が分かれる事もあります

硬いはずのUNタイプよりもCMタイプの方が持ちがいい。というケースもあって、ゴムの磨耗の複雑さを考えさせられます。(ゴムの磨耗は大きな研究分野の難しいテーマの一つです)

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